Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「平成狸合戦ぽんぽこ」を観ました

■DVD

 高度経済成長期、武蔵野の山々は次々に切り崩され、宅地開発が進められていた。
 住処を追われるタヌキたちは、霊験あらたかな伝説のタヌキたちに助けを求めるのだが。

 何故かこれまで観る機会がなかった作品です。
 「平成狸合戦ぽんぽこ」なのに、なぜか舞台は昭和?
 なんででしょう。

 森林破壊による住宅建設。
 人間が勢いづいて、自然破壊を行います。
 制作は1994年。
 昭和及びバブルの香りが漂います。
 なぜかエネルギッシュだった人間、日本人に少々懐かしい思いがします。
 日本はこうして元気を保っていたのだなぁ、と感慨深いものがあります。

 映像は面白いし、エピソードもいいんですけど。
 どこかテンポがおかしい。
 せっかくのアニメなのに、大量のナレーションで場面をつなぐ手法には、疑問です。

 違ったステージに突入した日本人が、違った意味で懐かしむ作品かもしれませんね。
 子どもは全く違った視点で観たようです。