Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「曲がれ!スプーン」を観ました

■劇場

 超常現象バラエティー番組のAD桜井は、本物のエスパーを求めて全国行脚へ。
 ところが、会ってみるとカスばかり。
 彼女自身は、超常現象を信じたいという心を保っているのだが・・・。

 みなさんは、映画に何を求めていますか?
 ぼくは夢かもしれません。
 映画に求めるのは、夢物語。

 この映画で描かれているのは、夢でしょう。
 つまり、元々ファンタジーです。
 リアリティがどうの、という質のものではありません。
 肩肘張らずに楽しめました。

 なんとも、ほんわかとお話が進みます。
 主演は長澤まさみなんですが、あまり画面には出てこなかったような。
 超能力者たちが主演のような。

 サンタは否定しながらも、超能力は全く肯定したストーリー。
 すごく潔い切り口です。
 現代の邦画でしかなしえない、間合いと切り口だと思います。

 長澤まさみさんという役者さん。
 ちょっと、しっかりしすぎかな。
 夢子ちゃんなイメージのかたでもいいかも。

 挿入歌ではない部分の音楽がよかったです。
 ファンタジー色を盛り上げてくれます。

 なくしてしまった現代流のオトナの夢
 大好きです。
 こういう映画。
 善通寺行ってみたくなりました。



 追記)
 途中、3Dで撮影したのかなという場面も。
 でも、画面が16:9で構成されています。
 すぐにテレビで放送しちゃうんでしょうね。