Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「むかし下津井回船問屋」へ行きました

 「むかし下津井回船問屋」という史料館へ行きました。
 下津井の旧街道沿いにあって、見事な佇まいを伝えています。
 その名の通り、回船問屋のお屋敷をそのまま公開するものです。

イメージ 1


 まるで今も人が暮らしているかのような生活感。
 史料館としてオープンする際に、復旧のためずいぶんと手が入れられたようです。
 人が住んでいた時代のパネルが館内に展示されています。

イメージ 2


 側面はもちろんなまこ壁。
 この写真ではとおりの突き当たりに道路と倉庫があります。
 でも、そこは埋め立て地。
 昭和の後期まで、海に面する建物だったようです。

イメージ 3


 館内は、オキマリの展示品。
 でも、なかなかの充実度。
 ちょっと古い民具などもあって、ぼくは1時間ではとても出てこられません。
 ボランティアガイドさんの案内もあるようです。

イメージ 4


 「こんちは~、こんちは~」
 「なんや、おまはんか。まあ、おあがり」
 なんていう、落語のやりとりに登場しそうな結界。
 この部屋だけは立ち入り禁止。
 つまり、この部屋以外はすべて出入り自由です。

イメージ 5


 昭和のおひな様が飾られていました。

イメージ 6


 ちゃんと生花が生けられた床の間。
 季節の展示にも気を遣っていらっしゃいます。

イメージ 7

イメージ 8


 お庭も修復されています。
 いい感じです。
 一部コンクリートの舗装があって、キレイにし過ぎかな。
 回船問屋ですから、蔵もいっぱいあります。
 それぞれが、展示館として機能しています。

イメージ 9


 見事な彩色が施された朝鮮便器。
 残念ながら使用することはできませんでした。
 トイレやお風呂って、なかなか展示してくれないんですよね。
 でも、本当はどの建物にもあるはずで、建築した人々の生活がじかに伝わるよい史料です。

イメージ 10


 2階からは、重厚な屋根の作りが見て取れます。
 重そうな屋根です。

イメージ 11


 母屋の2階も展示室です。
 明治~昭和初期の民具、雑貨がいっぱい。
 見応えアリ。

イメージ 12


 こちらは、紙細工のジオラマ
 下津井電鉄の下津井駅が復元されていました。

イメージ 13


 むかしのかぶら?
 ジグヘッドといったところでしょうか。
 今の漁具を昔の豊かな海に持っていったら、釣れまくるんでしょうね。

イメージ 14


 こちらは名物タコ!
 ではなく、タコを捕るたこつぼ
 味があります。

 スーベニアショップもあり、乾物やイイダコの煮付けなども売っています。
 けっこう充実の展示ですが、なんと入館無料です。
 下津井散策の際にはぜひ。



 ※なぜか倉敷市のページに適当なものが見あたりません。
  見つけ方が悪い、とおっしゃるなら、ページのナビゲーションに不備があると思われます。
  早急な対策が必要でしょう。