Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「Once ダブリンの街角で」を観ました

■DVD(字幕)

 男は家業の掃除機修理業を手伝いながら街頭に立つストリートミュージシャン
 女はチェコからの移民で、街頭の花売り。
 楽器店で弾かせてもらう彼女のピアノに心動かされ・・・。

 自然ですね。
 なんだかドキュメント作品のような。
 カッチョよくて、ハートフルな作品です。

 音楽というものが取り持つ仲。
 ふたりの心をつなぐ音楽。

 夢追い人と移民の不安定さ。
 日常のイギリスの風景。

 でも、朴訥としたようでいて、実は計算された作りなんでしょうね。
 これほど自然な。
 そして、これほど自然に音楽が流れる映画に出会ったのは初めてです。

 ギターを練習してみようかな。
 カッチョいいんですよね。
 弾き語り。
 サックスではこうはいきません。
 延々ソロでは映画になりませんし、吹き語りではコメディです。

 ハリウッド映画のように、安易なエンディングにしなかったのがヨカッタと思います。
 いい映画!
 作中、英語とチェコ語が飛び交います。
 歌詞もストーリーの重要な役目を担っています。
 原語で観てくださいね。
 カップルでどうぞ。