何なんでしょう、このおもしろさは。
スピード感のある文章で、冒頭からぐいぐいと引っ張られます。
スピード感のある文章で、冒頭からぐいぐいと引っ張られます。
簡単に言えば、恋にオクテの女性が恋に落ちる物語。
お見合いをし、サークル活動を始め、男に言い寄られちゃいます。
お見合いの相手も、サークル活動を通じて知り合った職場の男性もキープ。
突然訪れた「モテ期」でしょうか。
お見合いをし、サークル活動を始め、男に言い寄られちゃいます。
お見合いの相手も、サークル活動を通じて知り合った職場の男性もキープ。
突然訪れた「モテ期」でしょうか。
彼女自身も、心の動きを感じながらも最初は否定し、とまどいます。
仕事が恋人のような生活をしてきた彼女は、恋する身の置き所がありません。
喜怒哀楽を取り戻し、女性としておしゃれに目覚めると、回りがちやほやし出します。
なんだかリアル・・・。
仕事が恋人のような生活をしてきた彼女は、恋する身の置き所がありません。
喜怒哀楽を取り戻し、女性としておしゃれに目覚めると、回りがちやほやし出します。
なんだかリアル・・・。
彼女を支えるのが同性の後輩「青ちゃん」。
彼女はさばさばした性格で、カレシ持ち。
主人公の人間に惚れ込んでいます。
仕事面では尊敬しながらも、プライベートのダメさ加減にだんだんと気づき、アレコレ世話焼き。
彼女はさばさばした性格で、カレシ持ち。
主人公の人間に惚れ込んでいます。
仕事面では尊敬しながらも、プライベートのダメさ加減にだんだんと気づき、アレコレ世話焼き。
対する男性陣も、クセのある人たちです。
お見合いの相手は「ギンポ」くん。
魚のギンポに顔が似ているというのです。
釣ったことありますけど・・・、まあ、エソといわれるよりもいいかな。
そして、高い収入にモノをいわせて、人におごりまくる人。
勝手な思いこみの暴走くん。
脚色はともかく、リアルにいそうな感じです。
お見合いの相手は「ギンポ」くん。
魚のギンポに顔が似ているというのです。
釣ったことありますけど・・・、まあ、エソといわれるよりもいいかな。
そして、高い収入にモノをいわせて、人におごりまくる人。
勝手な思いこみの暴走くん。
脚色はともかく、リアルにいそうな感じです。
むかしコミックで「エスパー魔美」(←ちゃんと変換された!)という作品がありました。
タカハタさんという主人公魔美の男子同級生が出てきました。
彼は主人公魔美の「おともだち」なんです。
タカハタさんはともかく、魔美はそう思っているんですね。
タカハタさんはハラハラしながらも、魔美の行動を優しく見守っているんです。
TVシリーズの「リジー&Lizzie」にもゴードという、よく似たキャラが出てきます。
作品が進むにつれ、ゴードはお友達という状態に苦しみますが、リジーは脳天気。
タカハタさんもゴードもちょっとオタクっぽくて、ルックスにはさほど恵まれません。
タカハタさんという主人公魔美の男子同級生が出てきました。
彼は主人公魔美の「おともだち」なんです。
タカハタさんはともかく、魔美はそう思っているんですね。
タカハタさんはハラハラしながらも、魔美の行動を優しく見守っているんです。
TVシリーズの「リジー&Lizzie」にもゴードという、よく似たキャラが出てきます。
作品が進むにつれ、ゴードはお友達という状態に苦しみますが、リジーは脳天気。
タカハタさんもゴードもちょっとオタクっぽくて、ルックスにはさほど恵まれません。
ギンポくんはそんなキャラクタとして描かれています。
オタクではないのですが。
もちろん、恋人が何だかわからない年齢の主人公ではありません。
でも、どうにも恋というモノに疎いのです。
それをギンポくんはさも知ったかのように、うまく主人公をあしらい続けます。
カッチョい~い。
実は、ぼくは中学生の頃タカハタさんに憧れたことがあります。
オタクではないのですが。
もちろん、恋人が何だかわからない年齢の主人公ではありません。
でも、どうにも恋というモノに疎いのです。
それをギンポくんはさも知ったかのように、うまく主人公をあしらい続けます。
カッチョい~い。
実は、ぼくは中学生の頃タカハタさんに憧れたことがあります。
作品への不満といえば、ロストバージンのシーンです。
イタ過ぎます・・・。
これでは彼女がかわいそう。
って、コレは男性特有の意見なのでしょうか。
ちょっと腑に落ちません。
イタ過ぎます・・・。
これでは彼女がかわいそう。
って、コレは男性特有の意見なのでしょうか。
ちょっと腑に落ちません。
うまく伏線が張られ、無理のない終焉を急速に迎えます。
藤堂志津子の現代版といったところでしょうか。
ありがちなラブストーリーといえばそれまで。
でも、語り尽くされたことをうまく描くことこそ力量ですよね。
いい作品に出会えました。
かなりオススメ!
藤堂志津子の現代版といったところでしょうか。
ありがちなラブストーリーといえばそれまで。
でも、語り尽くされたことをうまく描くことこそ力量ですよね。
いい作品に出会えました。
かなりオススメ!