Magoの旅と音楽と

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敦賀新港のフェンスについて

 この間の日曜日の、敦賀新港の様子です。

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 防波堤の釣り用ベランダ部分はこのとおり大にぎわい。
 この写真は10:00の写真ですから、早朝はもっと多かったと思われます。
 竿を出す隙間もない様子です。

 実はこの防波堤はとても長いんです。

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 ほら、こんなに。
 こちらも、もう福井県内のすべての釣り人が集合したような感じ。

 でも、この部分の手前には大きなフェンスがあります。

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 だから、あれほど多くの人たちは、みんなこうしてフェンスを越えた人たち。

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 フェンスにはこんな札が取り付けてあります。
 「立ち入り禁止のところで釣りをしているのか。」「ゴミ問題。」という議論はさておき。
 「入り浜権」なども、さておきます。

 防波堤で釣りをして、落っこちれば死ぬかもしれません。
 だから「釣り用ベランダ」には、手すりがついているのでしょう。
 でも、冷静に考えればオカシイですよね。

 釣りをしていれば、はまるかもしれないリスクは承知のはず。
 ライフジャケットをつけるなど、自衛すればいいのです。
 野球のボールが当たったら危ないから、投手は打者に向けてボールを投げてはいけない、という議論にはならないのです。
 当然、ヘルメットをすればいい話。

 だから、もし管理責任を感じるのなら、
「万一事故が発生した場合には、いっさい責任を負いません。」
 とだけ書いて、落ちたらのぼれるようにハシゴを多めにつけるとか、救命浮輪を常備するとか。
 いくらでも危機管理の方法があるはずです。

 これほど多くの人々がフェンス越えをしていれば、フェンス越えで事故が起こりそうなものです。
 海にはまるのは釣り人の責任でしょうが、こんな工作物での事故は、設置者の責任がないはずありません。
 あれほど多くの人がいるのですから、あるいはフェンスを設置しているのですから、県はここに釣り人が多く入り込んでいるのを知っているのです。

 外洋に面した海のこと、津波や天候の急変だって、ないとはいえません。
 せっかく情報を得ても、フェンスを越えることができないために犠牲者が増えることだって考えられます。

 真冬以外の日曜日は、毎週こんな様子だそうです。
 くれぐれも事故がありませんように。