Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「近距離恋愛」を観ました

■DVD(吹き替え)

 トムとハンナは10年来の大親友。
 トムは自由な異性関係を持つ遊び人で、そんな生活を手放すことはできない。
 ハンナは、仕事でスコットランドへ6週間の出張にでかけるが・・・。

 原題は「MADE OF HONOR」。
 花嫁の付き添い代表のことだそうです。
 花嫁の付き添い代表は、通常新婦の親友である、女性がつとめることになります。

 邦題の「近距離恋愛」は秀逸ですね。
 耳へのインパクトもありますし、観ようという気も起こさせてくれます。
 ラブコメは、題名が命です。

 スコットランドの文化に対するハリウッドの扱い。
 諸外国の文化に対するアメリカの扱い。
 そんな縮図がみてとれます。
 あれで笑いをとろうというのだから、ちょっと感覚がオカシイと思うところもあり。

 トムが男性同士で遊んでいるときのこと。
 「もう30歳近いんだから・・・」というセリフ。
 えっ、そんなに若いの!
 かの国は進んでいるんだか、わが国こそ遊び人ばかりなんだか。

 恋愛におけるタイミングって、とても難しいと思いませんか。
 個人的な想い出を振り返っても、いつもタイミングを外してばかり。

 最良のタイミングで、告白できていれば、何も問題はなかった。
 でも、それじゃあ映画にはなりません。
 最悪のタイミングでコトが運びます。
 つまり、かなりベタな映画です。

 出張に出かけたヒロインは、スコットランドで出会った婚約者を連れて帰国します。
 こいつがもう、非の打ち所がない好男子。
 ほら、ほとんどストーリーが読めたでしょ?

 とはいえ、面白い映画です。
 安心して楽しめます。
 つきあいの長いオトナの男女で。