取り壊し前 ダイビル＠大阪中之島

　この歴史ある大規模なビル。
　ダイビルといいます。
　「威風堂々」というコトバがお似合い。

　でも取り壊されちゃうそうです。
　ちょっと残念。
　まあ、残したいのなら買い取るほかないのでしょう。
　大阪市か大阪府でも買えば？
　と、勝手な注文。

　凝った装飾が随所にみられます。
　すごいです。

　入り口のレリーフ。
　彫刻の域ですね。

　入った玄関ホールは吹き抜け。
　格天井が模された、きらびやかな装飾。
　竣工当時はモダンだったのでしょう。

　玄関ホールの郵便受け。
　どんなふうに使ったのでしょう。
　ぴかぴかで、何だか未来からの手紙が届きそう。
　レトロを通り越して、レトロフューチャーな感じ。

　棟内の様子です。
　こちらはいよいよ時代がかったような。
　ＴＶドラマ「部長刑事」を思い出します。

　ちょっと暗い感じ。
　タバコの煙がもうもう、でも、日本人みんな元気。
　そんな時代がフラッシュバック。

　オープン真新しい新館のほうも、凝っています。
　これは喜ばしいこと。
　室内は、積極的に窓をつけた設計ではありません。
　でも、暗いなかにシックさが。
　トイレはすべて洗浄便座でした。
　２１世紀初頭の建物の代表として、後世に名を轟かせてほしいともいます。

　街も新陳代謝。
　立ち止まったら、アジアの他の国に負けます。
　でも、文化は資産です。
　難しい・・・。

何だか詳しいサイトに勝手にリンク
http://www.geocities.jp/hetgallery/daibiru.html