Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

「ボルト」を観ました

■劇場 3-D(吹き替え)

 ボルトは、人気アクションシリーズの俳優犬。
 でも本人は、自分が主人公の女の子ペニーを守る本当の超能力犬だと信じていた。
 ボルトはトラブルから、迷子になってしまうのだが・・・。

 3-D上映を観てきました。
 ちょっと脳が慣れるのに時間がかかりますが、始まってしまえば問題なし。
 CGアニメと3-Dの親和性の高さに驚きです。
 3-Dというだけでも圧倒的に面白かったです。
 3-Dはアメリカでは数年前から流行っていたようですが、ここにきてようやく国内でも設置されるようになってきました。
 劇場まで足を運ばせる、新基準になりそうですね。

 ぼくが初めて3-Dの劇場作品を観たのは「ジョーズ3」でした。
 60年代の立体映画流行寺に利用された赤青メガネではなく、初の偏光グラスを利用する作品だったのですが、内容はお粗末。
 というのも、3-Dであることをことさら強調しすぎていたのです。
 3-Dだから、こんなもの。
 3-Dだから、面白くなくても客は来る。
 なんて考えていたのかも。

 「ボルト」は作品として、真っ当な作りです。
 3-Dでない上映も行っています。
 ことさら3-Dを強調することもありません。

 映画としても、手を抜いているところも見あたりません。
 キレイにぜい肉をそぎ落とした、イイ作品です。
 「子ども向け」ということもなく、かといって夢を壊すこともなく。
 動物たちは、楽しく、かわいく。
 安心して観ることができます。

 スピード感が優秀です。
 夏休みアトラクションとしては、かなりのハイレベル。
 併映の短編「CARS - TOKYO MATER」も、3-Dで面白い。

 冒頭のTVシリーズのシーン。
 かなりハイテンションで、カッチョいいです!
 TVシリーズの「ボルト」、ぜひ観てみたいなぁ。

 劇場に、できれば3-Dに足を運んでみてください。
 色再現性やメガネが重いなどの難もありますが。
 まずは観てから。