主人公は「元」引きこもり。
「元」です。
作中、とてもよく動き、出歩き、人の世話までします。
全然引きこもりだった様子を見せません。
引きこもっていては、物語が進まないのも事実なのですが・・・。
「元」です。
作中、とてもよく動き、出歩き、人の世話までします。
全然引きこもりだった様子を見せません。
引きこもっていては、物語が進まないのも事実なのですが・・・。
冒頭から強烈です。
耐性のない女性は受け入れられないかも。
つながりを求めているというか、奔放というか。
いきなりSM、調教シーンです。
耐性のない女性は受け入れられないかも。
つながりを求めているというか、奔放というか。
いきなりSM、調教シーンです。
山崎マキコ作品、なぜだか面白いんですよね。
本作に限っていえば、テーマも重く、描かれるシーンも決して明るいものではありません。
でも、なぜか笑ってしまいます。
それが調教シーンであっても、もうひとりの病んだ相手との会話シーンであっても。
「さもありなん」
主人公の独白に、強くうなずき、同時に笑いがこみ上げてくるのです。
本作に限っていえば、テーマも重く、描かれるシーンも決して明るいものではありません。
でも、なぜか笑ってしまいます。
それが調教シーンであっても、もうひとりの病んだ相手との会話シーンであっても。
「さもありなん」
主人公の独白に、強くうなずき、同時に笑いがこみ上げてくるのです。
ところで、この主人公は元ゲームのシナリオライター。
かなりポテンシャルが高く、周囲の評価もそれなりに得ています。
が、会社に使い捨てにされて疲れ果てていたのです。
そして、PTSD。
主人公の懐が深い分、切迫感はあまり感じられず、「ひとやすみ的引きこもり」にしか見えないところが残念です。
かなりポテンシャルが高く、周囲の評価もそれなりに得ています。
が、会社に使い捨てにされて疲れ果てていたのです。
そして、PTSD。
主人公の懐が深い分、切迫感はあまり感じられず、「ひとやすみ的引きこもり」にしか見えないところが残念です。
前半が面白い分、後半が収束へ向けて急ぎすぎているという印象も受けました。
初期の作品だそうで。
ちょっともったいないかな。
初期の作品だそうで。
ちょっともったいないかな。
引きこもりや、PTSDをテーマとする作品として読むと、ちょっと物足りないかも。
でも、なぜか面白い。
ぼくは、好きです。
でも、なぜか面白い。
ぼくは、好きです。