Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

小林桂クリスマスライブに行きました

 25日は、小林桂クリスマスライブに行きました。
 場所は大阪ブルーノート
 なぜかブルーノートには、これまで縁がなく、足を運ぶことがありませんでした。
 はじめてのブルーノートです。

イメージ 1


 ハービスというビルの中にあります。
 オトナなつくりのビルで、落ち着いたカフェやブティック。
 上階にはジャズとクラシック専門のCDショップ。
 ソニーのショップなどがあり、開演までの時間もゆっくりと過ごせます。

イメージ 2


 さて、小林桂のクリスマスライブに足を運ぶのは、昨年に引き続き2年連続。
 なんだかこの季節に聴く小林桂は、最も味が出ているような気がします。
 そう、本人も他言はばからないクリスマス好き。
 スタンダードに意外なアレンジ、シルキーな安定した歌声を持ち味とする彼は、「クリスマス王子」(本人談)。
 年齢を重ねて、ますますシンガーとしては落ち着いた雰囲気を漂わせるようになり、早くも大御所を予感させています。
 でもヘンに無愛想ぶらない細やかな曲目紹介は、彼の誠実な性格を表しているのでしょう。

 この日の編成は以下の通り。
   Vocal 小林桂
   Piano 小林洋
   Violin 小塚泰
   Tenor Sax 安保徹
   Bass 高尾幸弘
   Drums 田鹿雅裕

 なぜかこれまで小林桂のステージはデュオばかり。
 はじめてそこそこの大きな編成が聴けると思うと、もうそれだけでもうれしくなります。

 内容はクリスマス曲がほとんど。
 アルバムともデュオとも違う新たなアレンジで、今回も新たなオドロキが多数。
 優しくて透明。
 包み込むけど、冴える。
 小林洋の「期待を裏切らない裏切り」アレンジには、毎回頭が下がります。

 いま、ぼくもスタンダードのアレンジに取りかかろうと考えています。
 とても刺激になりました。
 なんだか「がんばろう」と、思うステージ。
 そして、とてもロマンティックでおしゃれなステージでした。
 また行きたいな。