■劇場(字幕)
どうして「トゥモロー・ワールド」なんでしょう?
原題は「CHILDREN OF MEN」です。
最悪な邦題ですね。
訳本は「人類の子供たち」として出版されているようです。
どうして「人類の子供たち」のままじゃいけなかったんでしょう。
原題は「CHILDREN OF MEN」です。
最悪な邦題ですね。
訳本は「人類の子供たち」として出版されているようです。
どうして「人類の子供たち」のままじゃいけなかったんでしょう。
さて、内容は・・・。
すごいです。
とにかくすごい緊張感。
切り裂くような音楽。
冒頭から続く暴力シーンの連続。
突然の爆発、発砲、悲鳴。
すごいです。
とにかくすごい緊張感。
切り裂くような音楽。
冒頭から続く暴力シーンの連続。
突然の爆発、発砲、悲鳴。
街の荒廃。
未来のない世界。
廃墟になって久しい小学校。
政府が配給する安楽死に導く毒薬。
今とほとんど変わらないテクノロジーに、全く違う価値観が蔓延しています。
たとえばエコロジー、芸術。
未来に残す世界はあっても、未来がなければ残すべきものなんてないんですね。
未来のない世界。
廃墟になって久しい小学校。
政府が配給する安楽死に導く毒薬。
今とほとんど変わらないテクノロジーに、全く違う価値観が蔓延しています。
たとえばエコロジー、芸術。
未来に残す世界はあっても、未来がなければ残すべきものなんてないんですね。
実社会でも生殖能力の低下、ずっといわれていますね。
突き詰めれば、こうなるのでしょうか?
ぼくは、もっとセックスに関する価値観が変わると思うのですが、いかがでしょう。
たとえば妊娠可能年齢の女性は毎月、強制的に受精を試みられるとか。
もっと露骨な性表現がファッションや行動に表れるとか。
突き詰めれば、こうなるのでしょうか?
ぼくは、もっとセックスに関する価値観が変わると思うのですが、いかがでしょう。
たとえば妊娠可能年齢の女性は毎月、強制的に受精を試みられるとか。
もっと露骨な性表現がファッションや行動に表れるとか。
柴田昌弘の「ラブ・シンクロイド」というコミック(ぜひ映画化してほしい!)では、女しか生まれなくなった世界が描かれていまます。バイオテクノロジーがかなり進化して、クローンで世代をつなぎ、急場をしのいでいます。地球ではないという設定ですが。
対して、この「トゥモロー・ワールド」は為すすべもなく、人類は滅亡へと駆け足です。
もしこんな事態に陥ったら、本当に人類には生き残る方法はないのでしょうか。
なぜか本気で心配です。
身の回りでも、不妊の声はよく聞きます。
対して、この「トゥモロー・ワールド」は為すすべもなく、人類は滅亡へと駆け足です。
もしこんな事態に陥ったら、本当に人類には生き残る方法はないのでしょうか。
なぜか本気で心配です。
身の回りでも、不妊の声はよく聞きます。
さて、この映画、映像が素晴らしい。
どうやって作ったのかという映像。
「28日後」といい、この映画といい。
最近の、荒廃した世界を描いた作品は、イギリス映画が素晴らしいできを見せていますね。
緊迫した空気に増して、ハンドカメラでの撮影。
血が飛び散り、建物が崩れ、ものすごい埃がたちます。
飛び散った血はカメラのレンズにも付着しますが、そのまま長尺の戦闘シーンをとり続けます。
酔います。
ちょっと気分が悪くなりました。
どうやって作ったのかという映像。
「28日後」といい、この映画といい。
最近の、荒廃した世界を描いた作品は、イギリス映画が素晴らしいできを見せていますね。
緊迫した空気に増して、ハンドカメラでの撮影。
血が飛び散り、建物が崩れ、ものすごい埃がたちます。
飛び散った血はカメラのレンズにも付着しますが、そのまま長尺の戦闘シーンをとり続けます。
酔います。
ちょっと気分が悪くなりました。
「アイランド」のようなすかっとした未来観ではありません。
作ったのがハリウッドでなくてよかったと思います。
シナリオもこれでいいと思います。
みんな必死で、正義も悪もないのが妙にリアルです。
もう、どうしようもない、あまりに未来のない描き方ですが、最後に希望の光。
なぜか涙が出ました。
作ったのがハリウッドでなくてよかったと思います。
シナリオもこれでいいと思います。
みんな必死で、正義も悪もないのが妙にリアルです。
もう、どうしようもない、あまりに未来のない描き方ですが、最後に希望の光。
なぜか涙が出ました。
まちがっても、妊婦さんは観ないほうがいいです。
カップルにはいいかも。
あまり宣伝されていませんが、覚悟して観てください。
ヤワなSFに飽き飽きの方、ぜひ観てください。
とてもいい映画、だと思います。
どなたにでもオススメ、というわけではありませんが、すごくオススメです。
近年観た映画の中でも、かなりの高得点です。
観ようという方、ぜひ映画館で。
カップルにはいいかも。
あまり宣伝されていませんが、覚悟して観てください。
ヤワなSFに飽き飽きの方、ぜひ観てください。
とてもいい映画、だと思います。
どなたにでもオススメ、というわけではありませんが、すごくオススメです。
近年観た映画の中でも、かなりの高得点です。
観ようという方、ぜひ映画館で。