Magoの旅と音楽と

旅と音楽について書いています。

おへんろ2日目 熊谷寺~法輪寺

 秋の好日、すがすがしい境内。
イメージ 1

 スピーカーから読経が流れます。

イメージ 2

 きれいな参道を進むと、中門。
イメージ 3

 階段を上がると、
イメージ 4

 きゅっとまとまった境内。
 晴れてよかった。

イメージ 5

 熊谷寺を出ると、扇状地を斜めに横切る一直線の道を進みます。

イメージ 6

 気持ちよく進んでいると・・・道に迷いました。
 こんなに見通しがいいのに。
 どうやら曲がるべきところを曲がらずに、行き過ぎてしまったようです。

イメージ 7

 さんざん迷って、戻って、法輪寺さんにようやく到着しました。
 5km以上は余分に歩いたようです。
 いつも「迷ってみたい」なんて強がっていますので、夢がかなったとでもいうべきなのでしょうか。
 2日連続で、間違い&迷いです。
 気を引き締めて、とのお大師様のメッセージだと思っておきます。

 時間がかかった上に、前のお寺から、迷った範囲も含めて、お店がありません。
 門前のおうどん屋さんもお休みでした。
 この日もおひるごはん難民。

おへんろ2日目 十楽寺~熊谷寺

 この日もだんだんと晴れてきました。
イメージ 1

 十楽寺さんでお参りを済ませ、先に進みます。

イメージ 2

 沿道にはコスモスが咲いていました。
 秋のおさんぽ満喫です。

イメージ 3

 自動販売機の群れの中に、見慣れぬものを発見。
 ポテトチップの専用販売機です。
 なんというニッチな機種でしょう。
 しかも都会のど真ん中ではなく、旧街道の道端に。
 よほどのポテトチップファンがいて、固定客となっているのでしょうか。

イメージ 4

 おへんろ道はお寺をつないでいることもあってか、沿道に墓地が多くみられます。
 脇には、多くの道標や墓石などもあります。
 「巡礼」という言葉をかみしめます。

イメージ 5

 高地蔵様でしょうか。
 洪水を警告されているのだとか。
 吉野川流域には多いと聞いたことがあります。

イメージ 6

 ユニークな建築物に出会いました。
 洋風建築なのに、しゃちほこ。

イメージ 7

 塗りこめられた道標。
 散逸することはなさそうです。

イメージ 8

 「The Shikoku Henro」。
 英語で書かれた案内もあります。
 歩きへんろをされている西洋人の方を何人も見かけました。

イメージ 9

 何か野菜が陽光を浴びてうららかに。

イメージ 10

 第八番札所、熊谷寺の山門に到着しました。
 立派な山門です。

おへんろ2日目 上板中学前~十楽寺

 翌日は、前日の終了ポイントから再開です。
イメージ 1

 いかにも旧街道というところを気持ちよく歩きます。

イメージ 2

 のどかな天気に、のどかな風景。
 街道沿いに桜が狂い咲き。
 色づき始めた柿と桜のコンビ。

イメージ 3

 風情のある街並みになったと思うと・・・

イメージ 4

 六番札所の安楽寺さん。
 なんだか龍宮城のような山門です。
 ハトだらけのお寺でした。

イメージ 5

 お参りを済ませて、先に進みます。
 なかなか歴史ある風景。
 いい感じ。

イメージ 6

 ほどなく七番札所の十楽寺さんに着きました。
 こちらも龍宮城っぽい感じ。
 龍宮城に行ったことはありませんが、たぶん、こんな感じ。

おへんろ1日目 愛染院~

 愛染院さんの仁王門は・・・

イメージ 1

 凝ったかわいい彫り物や、天井絵がありました。

イメージ 2

 歩きやすい道を歩いて・・・

イメージ 3

 ちょっと山道っぽかったり・・・

イメージ 4

 弘法大師の昔のおへんろ道を想像してみたり・・・

イメージ 5

 犬にほえられる民家の庭先のようなところを通ったり・・・

イメージ 6

 高速道路を眺めて、旧道に入ったり・・・

イメージ 7

 はたまた下り坂を調子よく、いかにも集落内を通って・・・
 五番札所地蔵寺が近づいて・・・

 え!?
 まだ四番札所、行っていませんけど。
 道間違っています。
 というわけで、下ってきた坂を引き返します。

イメージ 8

 四番札所、大日寺
 よかった。
 ついた。

イメージ 9

 四番札所は、ちょっとだけ山の中にあって、行程中で珍しく後戻りがあるのですね。

イメージ 10

 りっぱな五百羅漢のお堂。

イメージ 11

 少し下ると五番札所、地蔵寺につきました。
 本日の札所の目標はここまで。

 戻りのバスを確認するために、現在の県道に出ます。

イメージ 12

 県道は、現在の撫養街道。
 国鉄鍛冶屋原線の廃線跡を利用して拡幅しているようです。
 記念碑がありました。

 バスの時間が合わないので、まだ先を目指して歩いておくことにします。

イメージ 13

 初めておへんろ小屋に遭遇。
 シュラフがあればいい感じ。

イメージ 14

 へんろ道が川を渡ったところで分かりやすかったので、今日はここまで。
 上板中学前のバス停から徳島駅を目指します。

イメージ 15

 いかにも地元のバス。

イメージ 16

 西が開けているので夕日がきれいです。

イメージ 17

 徳島駅に戻りました。

イメージ 18

 徳島では超有名。
 居酒屋安兵衛さんで一杯。
 たまりません!

おへんろ1日目 霊山寺~愛染院

イメージ 1

 歩くのにはあまり面白くない道を進むと、ほどなく極楽寺につきました。

イメージ 2

 立派な山門に出迎えてもらえます。
 近くの牧場の牛の声が聞こえるのどかなお寺。

イメージ 3

 よく手入れの行き届いた、すがすがしい境内です。

イメージ 4

 お参りを済ませて、こちらは抱き地蔵様。
 願い事を思い浮かべながら、抱かせていただきます。
 軽かったら願いが叶うのだとか。
 で、お地蔵様、思いのほか軽かったです!

イメージ 5

 山門のわきから横道のようなところへ。

イメージ 6

 歩くのが楽しくなるような道が出現しました。

イメージ 7

 ところどころに・・・

イメージ 8

 古い道標もあります。

イメージ 9

 こんなところも歩いて・・・

イメージ 10

 金泉寺に到着です。

イメージ 11

 きれいに掃き清められて、集められているのは銀杏!
 大好物です。
 売っていれば買おうと思うのですが、売り物はないようです。
 残念。

イメージ 12

 山門も大掃除。
 作業員のおじさんが話しかけてくださいました。

イメージ 13

 様々な時代の道標に導かれます。

イメージ 14

 いい感じの街道です。
 車もほとんど通りません。

 と、調子よく歩いていると、あれほどあった飲食店が全くないことに気づきました。
 仕方がないので、コンビニでお弁当を買って、コンビニの駐車場で田んぼを眺めながら遅めの昼食。
 これも旅路。

イメージ 15

 さらに気持ちよく歩いていると、あぜ道のようなところに導かれました。
 もうコンビニすらありません。
 蛇がいそうです。
 ぼくはハイカットのトレッキングシューズなので、まあ大丈夫でしょう。

イメージ 16

 ちょっとした山道に差し掛かり・・・

イメージ 17

 眼下に広がるのは、吉野川流域。
 天気もいいので、気持ちいい!
 来てよかった。
 機嫌よく(?)送り出してくれた家族に感謝。

イメージ 18

 ほどなく、愛染院さんに到着。

おへんろ1日目 板東駅~霊山寺

イメージ 1

 久々にJR四国の車両に乗って・・・

イメージ 2

 やってきたのは、板東駅
 10:30過ぎ。
 ここからいよいよ徒歩旅を始めます。

イメージ 3

 駅からは、この緑色の線に沿って進めばいいそうで・・・

イメージ 4

 街道筋にはこんなスーパーも。
 もちろん営業されています。
 なかなか都会では生き残っていけなさそうなお店が営業をされているところに、土地の力を感じます。

イメージ 5

 ほどなくして、第一番札所の霊山寺
 お参りをして、ここでグッズを買い込みます。
 まずは、納経帳。
 罰当たり的というか端的に言えば、スタンプラリーの台紙のようなものですね。
 そして、ガイドマップ「四国遍路ひとり歩き同行二人[地図編]」(へんろみち保存協力会 刊)。
 あと、軽いお数珠など。
 なんだかんだで、5千円強・・・。

 出発!

イメージ 6

 道中、このようなシールが至る所に貼ってあるようです。
 ちょっと安心。


おへんろ、始めました

 突然ですが、おへんろ始めました。
 そうです。
 あの、四国八十八か所参り。
 だいたい総距離で1200~1300kmになるようです。
 ここを歩きます。

 もちろん仕事もあるので、一気に歩くことは無理ですから、例によって分けて歩きます。
 おへんろではこうした歩き方は一般的で、「区切りうち」と称されます。

 ここ2年ほど、西国街道歩き、竹内街道暗峠越えなどで、歩くテンポの調整をしてきました。
 昨年はJR篠山口駅園部駅徒歩の旅を敢行し、40km程度の行程を経験しました。
 これらの記録は、機会があればアップします。

 さて、10月12日、あさから梅田の三番街へ。
 そこからバスに乗ります。

イメージ 1

 バスは結構な乗車率。

イメージ 2

 たまに行く釣り場や・・・

イメージ 3

 鳴門の渦潮を、釣りの時とは違った感覚で眺めながら・・・

イメージ 4

 徳島駅前に到着。

 いよいよ何年にもわたって夢だった「おへんろ」に第一歩を示します。
 ぼくは今年はまわり年。
 次のまわり年までに結願することを目標にしています。
 気長な旅です。